借金をしてしまう人は分析が苦手

データの分析

分析が得意な人と苦手な人がいます。 その違いはどこにあるのでしょうか。 分析が得意な人は、細かな違いにも気が付くことが出来ます。 問題の原因を特定する点で能力があります。 それで、分析をした意味があるのです。

分析が苦手な人は、二つの異なる事象を見てもその間に存在する違いを言葉にすることが出来ません。 両者がだいたい同じに見えてしまうということもあるでしょう。 違いがあることに気が付けないと、分析のために時間を費やしても意味のある分析結果にはたどり着かないでしょう。

これは、借金まみれで借入金を減らしたいと考えている人も覚えておくべき点と言えるでしょう。 増やしたくないと思っていても、借金が増えていってしまう人がいます。 では、借金まみれの人が借入金を減らすためにどのような努力が払えるでしょうか。

借金まみれとならない生活をするために家計簿をつけよう

まず出来るのは、毎月の家計簿を整えることです。 家計簿を整えても、借金が減るとは思えないという人もいることでしょう。 もちろん家計簿を付けるだけではダメです。 家計簿を付けた後にそれを分析するための時間が必要になります。 家計簿を分析するとはどのような作業を意味するのでしょうか。 これは、家計の支出の中から無駄をあぶり出すことを表します。 では、借金まみれの人が無駄を探し出すために必要になるのは何でしょうか。

それは、家計簿を用途ごとに細分化しながら付けることです。 家庭が支出するお金には、それぞれ異なる用途があるはずです。 まずは用途ごとに、支出を記載する必要があります。 家計簿を付ける習慣のなかった借金まみれの人にとっては、ここが最初のハードルとなるでしょう。

つまり、レシートを保管しておき支出の総合計を算出するステップの次の段階です。 支出の総合計を知るのは、比較的容易です。 使ったお金をただひたすら加算していくだけです。

問題となるのは、家計の中で支出を抑えられる項目を見つけ出すことです。 そのために支出が用途ごとに別々に記載されていることがどうしても必要なのです。 なぜかというと一番多く使っているジャンルが分かれば、そこにメスを入れることが出来ます。

多く使っているジャンルが分からないと、とりあえず思いついたジャンルから節約の努力を始めることになります。 しかし、ほとんど経費圧縮効果のないジャンルにメスを入れても、効果的な借金返済にとっては無駄な努力ということになりかねません。 経費圧縮効果が速やかに得られないと、節約の努力を続ける気持ちにもならないでしょう。 効果の高い部分から、節約するべきです。 そうすれば、お金に余裕ができ、借金まみれから早期に抜け出すことができます。