借金返済をしているならお金を使った気分転換は禁物

ショッピングをしている人

気分転換にすることは、人によって異なります。 外に出かけて新鮮な空気を吸うだけで、気分転換になる人もいます。 ショッピングをすることでストレス発散という人もいるでしょう。 人によっては、外に美味しいものを食べに行くのが唯一の気分転換ということもあるでしょう。

「自分にご褒美」という言葉もあります。 これは最近頑張ったから自分の好きなことにお金を使って、自分をねぎらうということです。 もちろん非常によく頑張った後に、気持ちをリラックスできるそのような時間があるのは良いことです。

しかし、借金まみれで経済的に厳しい場合には、考える必要があります。 借金があってお金で苦労している時に、お金を使って気分転換をすると余計ストレスにつながるからです。 お金を使ったということは、それだけ借金返済が遠のくという意味でもあるからです。

自炊することで出費を減らす

では、借金まみれとなっている場合には、どのようにして減らしていくことが出来るでしょうか。 簡単な方法の一つは、外食を減らすことです。 外食は便利なものです。 疲れている時に、自分でキッチンに立ってご飯を作るのは大変です。 外食であれば座って注文するだけで食べたいものが出てきます。 そして、食後に食器などの片付けも不要です。 それで、楽をしたいときには非常にありがたいものです。

しかし、借金の額を減らしていくという観点では、外食は減らすべきものです。 なぜ借金まみれとなっている場合は、外食をしない方が良いのでしょうか。

答えは単純です。外食は家で作って食べるよりも、何倍も費用がかかるからです。 スーパーで食材を買って自分で調理すればごくわずかな費用で済む料理でも、外で食べるとその何倍もかかります。 それで、借金返済のために節約を本気でしようと考えているのであれば、外食は真っ先に減らすべきものなのです。

では、借金まみれの人は外食を減らすために何が出来るでしょうか。 それは、疲れすぎることがないように生活のペースをコントロールすることです。 疲れすぎていると、家で料理を作るのが面倒臭くなります。 それでもお腹は減ります。 その結果、外食で手抜きをしたくなるのです。

しかし、体力が残っていれば違います。 外食が高くつくことは分かりきっていますから、それを避けて自炊することで借金返済のための費用を浮かせようという気持ちになります。

カギとなるのは、減らしてもいい活動を見極めることです。 そして、その浮いた時間を体調の管理に使います。 体調がよければお金を払ってサービスを受けなくても、自分自身で動くことで無駄なお金を使わずに済むことが多いからです。 無駄なお金を使わなければ、例え借金まみれでも返済を加速させることができます。